人生はジャンクショップ!
クリスマスパーティ@バハイ・トゥルヤン


昨日12月21日は、バハイ・トゥルヤンのクリスマスパーティでした。
会場は、ふだん私が通っているラグーナの定住ホーム。
そこへケソン州の定住ホームに暮らす男の子たちと、マニラの貧困コミュニティの子どもたち、ラグーナのトレーニングに参加している青年たち、それにスタッフの家族が集合して、総勢200人の大きなパーティになりました。


これだけ大人数の食事を用意したのは、マニラオフィスに併設されているカフェで働いている若者たち。
朝早くマニラからやってきて、数時間かけてひとつずつチキンを炭焼き。

ホットドッグもご覧のとおり山盛り。



そうしてはじまったクリスマスパーティ。
出し物はフィリピン人お得意の歌とダンスがメインです。


しまいには、ハロハロのようにみんなごちゃ混ぜになってダンス、ダンス、ダンス!


にぎやかで楽しいクリスマスパーティですが、クリスチャンが大半をしめるフィリピンだけに、
神父さんのお話を聞く時間もありました。


この神父さん、ユーモアのある方で、外国人ボランティアにもわかるように簡単なタガログ語と、英語をまじえてお話をしてくれました。


印象的だったのは「人生はジャンクショップのようなもの」という言葉。
ジャンクショップというと、日本では中古品販売店をイメージするかもしれませんが、フィリピンのジャンクショップは、空き瓶や缶、鉄くず、廃プラスチックなどいろんな資源ごみを買い取って、転売する店です。
神父さんいわく「ジャンクショップに集まってくるものの多くは、きれいとはいえないものです。でも、むだなものではありません。リサイクルすれば、きれいなものに生まれ変わるでしょう。人生もそれと同じで、いいことよりも嫌なことやつらいことが多いでしょう。でも、あなたたちの気持ちしだいで、辛い出来事も貴重な糧となり、人生を美しいものにしてくれるのです。どんな経験もむだにはなりません」



このパーティのあと、定住ホームに暮らす約半分の子がマニラにいる家族のもとでクリスマス本番を過ごすため、ジプニーに乗り込みました。
各家庭へのおみやげに、お米や缶詰、インスタント麺、パスタセットなどを積み込みます。


今日、明日も、何人かの子は家族のもとに帰り、約3分の1の子が施設でクリスマスと年越しを過ごすことになります。
一変して静かになってしまった定住ホーム。
家庭と同じとはいかないかもしれませんが、残った子どもたちが少しでも温かいクリスマス本番を迎えられるようにできることをして、私自身ももっとクリスマスを楽しみたいと思います。

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クリスマスパーティ@バハイ・トゥルヤン”

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プロフィール

野口和恵

フリー編集者・ライター。児童書編集にたずさわるかたわら、国内外の子どもを取り巻く問題について取材。

著書に「日本とフィリピンを生きる子どもたちージャパニーズ・フィリピノ・チルドレン」(あけび書房)がある。


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